CoderDojoとは
子どものための無料のプログラミング・クラブ、Coder Dojo(コーダー道場)。
2011年にアイルランドから始まった、プログラミング学習の国際的なボランティア活動です。現在世界100数ヵ国、約2,000の CoderDojo が運営されており、すでに日本でも189以上のDojoが開設しています。CoderDojoは、子どもの自主性を重んじ、プログラミングやモノづくりなどを楽しみながら学び、交流する場所です。
CoderDojo札幌について
CoderDojo Sapporo(コーダー道場札幌)は2016年9月に設立、同12月には札幌市市民活動団体として登録し、2017年1月に最初の道場イベントを開催しました。小学生から高校生までの子どもたちを対象とした、プログラミング・クラブ活動を行なっています。
対象のお子様で、プログラミングに興味・関心があれば、どなたでも無料でご参加頂くことができます。もちろん、プログラミングが初めてというお子さまも大歓迎です!(※参加資格・条件、イベントスケジュール等につきましては、メニューの”子どもの参加”をご参照ください。)
<活動内容>
ボランティア指導者(メンターと呼びます)が、子どもたち(CoderDojoでは
Ninja;ニンジャと呼びます)にプログラミングを指導します。メンターは
エンジニア、プログラマ、工学系の教員の方々など様々で、普段は仕事や趣味など
でプログラミングやものづくりにかかわっており、完全なボランティアとしてご協力頂いています。
プログラミング初心者の子どもたちには、一例ですが最初はHour Of Code(アワーオブコード)というオンライン・チュートリアルなどを使ってプログラミングとは
どのようなものかを体感して頂きます。難しいコードや文字だけのプログラム
は全く使わず、楽しく進めて行けますので、ご安心ください。
少し慣れてきたら、Scratch(スクラッチ)というブロック・プログラミング教材
で学習します。こちらも難しいコード入力は使わず、視覚的に「ブロック」を組み
合わせてプログラムを組み立てて行きます。キャラクターを動かしたり、アニ
メーションやゲームをつくったり、更には小さなロボットのような「実際に動く
モノ」をプログラムで動かしたりすることも可能です。
子どもたちは自分がやりたいことを自分で考え、Scratchを極めるも良し、
特定のプログラム言語を使って本格的で更に自由なプログラミングにチャレンジ
するのもアリです。
<学校や塾との違い>
子どもの自主性を重んじ、初歩的なチュートリアルを経験したあとは、やりたい
ことを自分で考えて取り組みます。重要なことは、「お子さま自身」がプログラ
ミングに興味・関心をもっていること、ワクワクしていることです。
メンター(指導者)も先生というよりは、子どもたちのプログラミングの
先輩という位置づけになります。問題に対する答えはいきなりは教えません。
子どもとの対話の中で解決のヒントを与え、なるべく子どもが自分の力で解決
できるように指導します。
<交流の場>
道場には、子どもたち・保護者・メンター・ボランティアスタッフなど、実にさまざま人たちが参加しています。年代も小学生からシニアまでと幅広く、世代や立場を超えて気軽に交流できるのも、CoderDojoの特徴です。